Creole Cowboys (2005/1/11) chapter.1 先週の土曜日にGrant StreetでCreole Cowboysのライブがありました。 Jeffery氏がアコーディオンなんで、やはり演奏面ではZydeco Forceカラーが出るのですが、
名前と評判どおりCreole Musicのカラーがかな〜り強いです。
ほぼ全編French Songで、Cedricくんがメインで歌って、Jeffery氏もフランス語で歌います。
リズム(ドラム+ベース)もZydecoほど強烈に刻まれることはなく、
また"J'ai ete au bal"や"J'ai passe devant ta porte"等、
Zydeco bandが演奏しなくなった曲なんかをやるので、Creole Musicらしい雰囲気が深まります。
しかし、さすがは芸達者集団で、トラディッショナルの曲をモダンにアレンジしてますわ。
VImとかIIIのコードを交えて(*)、泣けるキメを作っているあたりは、
D'Jarma氏とJeffery氏のアイデアでしょう。D'Jarma氏は昔Creole Jazzをやっていたこともあって、
他のバンドで弾いている時にエキセントリックな感じを受けることがたまにあるんですが、
Jeffery氏のアコーディオンとの相性はバッチリで、お互いに過激なフレーズで刺激し合いつつ、
それが自然な感じでかなり格好良いです。 *「VImとかIIIのコードを交えて」 chapter.2 Zydeco Forceではちょっとマンネリ化しているのか(聴いている方はそう思わないけど)、
Jeffery氏のアコーディオンはかなり荒かったり、「あ〜、かなりリラックスしている(手を抜いてる)な〜」
と思ったりすることがあるのですが、ここは新しいバンドなんで終始楽しそうに気合を入れて弾いている感じでした。
今後はCajun Musicファンも巻き込んで、かなり人気が出ると思われます。
まぁ、なにはともあれCedricくんの就職先が出来て良かったという感じでしょうか。
Faronくんに訊いたら、Zydeco Forceは辞めないようなこと言ってました。
Official Web Siteのスケジュールも6月まで入っているし。CDを作るような事も言ってましたわ。
ほんまかどうか知りませぬが。 chapter.3 いつも思うのですが、こちらのミュージシャンはお客さんをしっかり意識しているなぁ、ということ。 まぁ、普通のロックバンドとかに比べると、バンド自体がアーティスティックなモノを追求するというよりも、 バンドはお客さん(ダンサー)のために演奏するものという性格が強いという、 音楽自体のキャラクターが純粋にそうさせているんでしょうけどね。 とりあえず今回は、顔見せということでお客さんに思い存分踊ってもらおう (Lost Bayou Ramblersとの対バンだったので、Lost Bayouのお客さんを食ってしまおうと言う感じ) といったメンバーの思いが伝わってくる感じでした。 今回残念ながら写真は撮りませんでした。衣装は普通でしたよ。 バンド名がバンド名なんで、カウボーイファッションが基本ですけどね。 D'Jarma氏とCerdicくんとFaronくんがちゃんとカウボーイファッションでした。 Jeffery氏は渋めの柄シャツにヤンキースのベースボールキャップで、悪くない服装でしたよ。 |