Gon' Be Jus' Fine Chris Ardoin & Double Clutchin' Rounder 2127 1997 |
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下に挙げる「Life」と同じぐらい(もしくはこっちの方が)好きなアルバム。 6曲目タイトル曲「Gon' Be Jus' Fine」スカスカでちょっと気だるい緊張感の中、 ダウンストローク・ギターカッティングにアコーディオンのフレーズが絡んでくる瞬間が鳥肌ポイント。 8曲目「We Are the Boys」のような、1ローアコーディオンの制限された音階を逆手に取って 不思議なコード感を出しているのが面白い。楽器をやってる人だけに(すみません)判り易く説明すると、 例えばアコーディオンがド・ミ・ソのCしか出せないところにベース、 ギターはFのファ・ラ・ドを奏でると全体的にF9thの響きが得られるというような仕掛け。 この作風はこれ以降の作品にもよく見られるとても重要な個性。 またこの頃は兄ちゃんのSean Ardoin(ショーン・アルドワン)がドラムとヴォーカルを半分ぐらい 受け持っていた。この兄弟バランスは心地良い。 5曲目の「Ardoin Two Step」今までこの曲名はChrisのひい爺さんの名前"Amede"が使われ「Amede Two Step」 とされてたんだけどここでは"Ardoin"に替えてクレジットされている。 |
LIFE Chris Ardoin & Double Clutchin' J&S Records 2002 |
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「ヌーボー・ザディコ」という言葉を決定的に理解させてくれるアルバム。
近年の若年層ザディコを称して使われてた言葉だったけどこれで明確化されました。 もしかすると今までのザディコの触感とかなり違うので、それが逆にとっつきにくい人も居るでしょう。 |