Keith Frank
キース・フランク



What's His Name
Maison De Soul MdS-1053
1994
  1. What's His Name?
  2. Silly Puddin'
  3. Motor Dude Special
  4. Feels So Bad
  5. One Shot
  6. Dr. Jim
  7. Get on Boy
  8. Rainbow
  9. Mr. Frank
  10. On the Rise
  11. Sweet Pea
  12. Murdock [Zydeco Heehaw]
  13. Everybody Get Up!
  14. At the Trail Ride
1st.Album(これ以前にもカセットテープでアルバムをひとつ出している/最近CDで再発された)

 Keith Frank は現在(2003年)までに10枚ほどアルバムをリリースしていて、どれも甲乙付け難い それぞれの特色があるのだけど、どうしてもこのファーストアルバムが一番聴く回数が多い。 全体的にザラっとした音質でミキシングの時に「もっと、リズムをタイトに、かつファットに、、、」なんて ツマミをいじっているうちにこんな音質になってしまったのではないか?という意気込みを感じます。
それにこのケイジャン・アコーディオンの音、このプッシュ・プル式のアコーディオン特有のグルーブ、 プル時(蛇腹を引いた時)のアコーディオンのリードの穴に空気が吸い込まれていくのが目に見えるようです。 (特に「Dr. Jim」「Mr. Frank」を聴けば判りやすいと思います)
私はこの音に惚れ、ケイジャン・アコーディオンを弾いてみたくなったようなもんです。




You'd Be Surprised
Maison De Soul MdS-1063
1997
  1. Working With the Feeling
  2. You'd Be Surprised
  3. Patate Douce
  4. Hey Trudy
  5. Fred the Rasta Man
  6. Don't You Be a Loser
  7. Hello Josephine
  8. Wake up Quick
  9. A Fool Is a One Man Show
  10. Why You Do All That
  11. Bad Boys
  12. They Stole My Chicken
  13. Let Them Talk
  14. Thoughts in Your Mind
  15. Who Remembers
  16. Real Short Time

 たしか4作目ぐらい。これまたジャケットのダサさはご愛嬌、勝新かと思った。 このアルバム、決定的に今までの Zydeco Music 違う。 ここにきてバンドメンバーの個性も全面に出てきています。 妹の Jennifer Frank(ベース) 、そのまた下の弟の Brad Frank(ドラムス)の ダルダルな感じのコーラスワーク、今までは裏打ちカッティングがお決まりだった ギターも色々なフレーズが絡んできます。
ファットでポップで笑えるアルバム。




The Masked Band
Louisiana Red Hot LRHR-1135
2001
  1. What You Gonna Do by Yourself
  2. Went Down to the River
  3. Madeleine
  4. Shake It Down
  5. Games People Play
  6. Creole Music
  7. She Is Shaking Her Big Butt
  8. Morning Train
  9. Tante Delphine
  10. Every Dog Has His Day
  11. Not Going Down the Road
  12. La Valse de Mon Grande Pere
  13. Oh Mom!
  14. Co-Fa
  15. Chere Ici, Chere la Bas
  16. Pine Tree Two Step
  17. Jolie Bassette
  18. Jongle A Moi

 企画変名バンド「 The Creole Connection 」ジャケ買い間違い無し。
バンドメンバーはほとんどいつもと変わらないようだけど、フィドルに Carlton Frank が参加しています。 ちなみに各自メンバーも仮の名を語っていて、Keith = Ringo、Jennifer = Marcy Gras、Cambo = Brad、、、 変装効果かキースの歌声に開放感が感じられます。新しいザディコの手法で クレオールミュージックを持ち上げてる様は素晴らしい。
どうせならクレジットにはキース・フランクだという事も伏せておいて思いっきり変名で通してほしかったなあ。 しかし、中ジャケの付け髭写真ったら、、、。


公式サイト