Horace Trahan
ホラス・タラハン



THAT BUTT THING
/ HORACE TRAHAN and THE NEW OSSUN EXPRESS
May 13, 2003 Zydeco Hound Records
  1. Reach Out and Touch a Hand
  2. Uncle Bud
  3. That Butt Thing
  4. Nobody Else But You
  5. Comin' Home Tomorrow
  6. Pointe aux Pins
  7. We Gonna Party on Down
  8. Oh Ye Yie
  9. Monkey and the Baboon
  10. Lake Charles Two-Step
  11. I've Got Dreams
  12. Crawfish Got Soul
  13. My Name Is Horace Trahan (Everybody Calls Me Crazy)
  14. Sassy Girl Two-Step

 実はこの人のように地元のクレオール・コミュニティに支持されている白人ザディコ・ミュージシャンは珍しい。 生い立ちと共にファースト・アルバム(Osson Blues/1996)まではケイジャン界の期待される若手だったが、ある時からザディコに転向した。 転向する際には本人も相当悩んだらしく、Geno Delafoseの母ちゃんにも相談していたそうだ。 もちろん、Genoの母ちゃんは「やりたいことやんなさい」と助言したという。
その当初はやはり周囲への色々な問題が多かったらしい。
しかし、そんな苦難も乗越え、今ではタイトル曲「That Butt Thing」はどのバンドが やっても客には大ウケ、地元では有名な歌となっている。

 ザッガリー・リチャーズなどが最終的には辿り着けなかったことをこの人はやり遂げた 、、、と言ったら大袈裟かな?

 アコーディオン・スタイルは Geno に近い。音の第一印象は地味だが、 実はアンサンブルがよく練られていて聴いてて飽きない。 全体的にクレイジー・脱力系。こりゃ、たしかに由緒あるケイジャン界ではやってけませんわ。
サイコーです!