THAT BUTT THING / HORACE TRAHAN and THE NEW OSSUN EXPRESS May 13, 2003 Zydeco Hound Records |
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実はこの人のように地元のクレオール・コミュニティに支持されている白人ザディコ・ミュージシャンは珍しい。
生い立ちと共にファースト・アルバム(Osson Blues/1996)まではケイジャン界の期待される若手だったが、ある時からザディコに転向した。
転向する際には本人も相当悩んだらしく、Geno Delafoseの母ちゃんにも相談していたそうだ。
もちろん、Genoの母ちゃんは「やりたいことやんなさい」と助言したという。 ザッガリー・リチャーズなどが最終的には辿り着けなかったことをこの人はやり遂げた 、、、と言ったら大袈裟かな? アコーディオン・スタイルは Geno に近い。音の第一印象は地味だが、
実はアンサンブルがよく練られていて聴いてて飽きない。
全体的にクレイジー・脱力系。こりゃ、たしかに由緒あるケイジャン界ではやってけませんわ。 |