5/23 (Tue)

Goldman Thibodeaux


自己紹介もままならぬうちにゴールドマンさんから次の言葉を投げかけられた。

「君はフランス語は喋れるのかね?」

「ザディコとは何だか知ってるのかね?」

庭に生っているインゲン豆を手にして

「これが、ザディコだよ」

※インゲン豆はフランス語でLes Haricots、発音はレ(ス)・アリコ、それからリエゾン、変化してザディコという発音になった。

左)左から僕、ゴールドマンさん、奥さんのテレサさん、麻里子
右)ゴールドマンさんのうちでは沢山のヤギを飼っている。

ゴールドマンさんはとても話好き。じろうさんが居てくれて助かりました。
庭で長話をしたあと部屋の中へ。

僕がある程度アコーディオンが弾けると判ると目の前で色々な曲を披露してくれた。
そこで僕もその曲を日本語でやるとこんな感じですと演奏してみた。
素晴らしい!素晴らしい!と目を丸くしてくれました。きっと感心したのは僕のアコーディオンの腕ではなくて、 ゴールドマンさんからしたらこんなアジアの小僧がアコーディオンでお馴染みの曲を演奏するのを信じられなかったのでしょう。

それからは僕も遠慮なく(笑)あの曲はどうやって弾くのですか?と何曲もリクエストして目の前で弾いて歌って頂きました。
さらに最近レコーディングした新曲も数曲演奏してくれました。 2006年末には新譜を発売予定と言っていましたがまだかなぁ?楽しみです。


身振り手振りで色々と教えてくれました。 今のザディコに失われつつあるアコーディオンの意味。歌へのアコーディオンの絡め方、左手のベースとコード音の重要性、、、などなど。

有名なザディコミュージシャンの中でもブーズー・チェイビスはかなり大好きだそうで「Lula Lula Go to Bingo」を演奏しながら新婚の僕等を見て笑っちゃってました(笑)

Lula Lula Go to Bingo / Boozoo Chaivis の一節
Gonna lose your money 〜
Gonna lose your honey 〜

その後、奥さんのテレサさんが作ったパンとコーヒーを頂きながら暫し談笑。
僕等のことを色々聞かれました。

G「先日結婚するまでは何年間付き合っていたのか?」
Y「ええと、、、12年ぐらいです」
G「何で?!そんなにお互い遠いところにでも住んでいたのか?!」
Y「ん〜と、オペルーサスとラフィエ間ぐらいかな、、、」
G「ふ〜ん、、、」(かなり納得いってないようでした)
G「で、結婚パーティはどうだった?日本ではバンド演奏とかダンスとかするのか?」
Y「ハイ、来月します」
G「それは楽しみだ!是非、写真を送ってくれ!」


ゴールドマンさんの奥さん、テレサさんお手製のパン
ほのかな小麦の甘さを感じるおいしいパンでした。