競馬場です。ジャズフェスは競馬場の敷地内&建物内に「なんとなく」の各ジャンル約12のテントが 作られて行われます。ちなみに「Jazz & Heritage Festival」なんてお題目のクセに「(いわゆるモダンな)Jazz」テントは1個です。
ここでは「競馬場での過ごし方の注意点」を幾つかあげてみます。(そんな大した事じゃないけど)
入り口ではカバンを上から覗く程度のチェック。食い物、水等はOK。
持ち込もうと思えば何でもいけちゃいます。もし、ビールが見つかった場合は「此処で飲んでって」
と言われる程度らしい。
僕もビールではないけど普通はダメと言われそうなモノ持って入りました。
かなりキツイです。競馬場だけあって砂埃と芝生の削りカスのようなモノが
舞っています。風が強い日なんて特にすごいです。常に喉を潤すように水分を取る
事をススメます。(ビール飲みすぎの言い訳)
(後日談)
帰国数日後、なんか匂うなと思い、匂い元を探すとフェアグラウンドで履いていたサンダルでした。
おかしいな、ちゃんと洗ったはず。しかしよ〜く見ているとベルトと靴底の隙間からガポッと
芝生の固まりが出てきました。ムチャクチャ臭かったです。競馬場ゆえに馬糞とザリガニのエキスが
染み込んでたような感じ、、、、。
もちろん陽射しは強く、うっかり芝生でウトウトしちゃうと裏表境目が分かる程
焼けます。僕の腕なんかベビーカステラの様になっちゃいました。腕時計、襟袖、
サングラス等は注意。しかし日陰は割と涼しいです。よって曇りの日なんかは寒いです。
数は結構あるので、そんなに待ちません。しかし、RayBan等の大きいステージの
近くは多少混んでいるので余裕があればちょと歩いて他をまわればOK。
それと、建物の中にあるトイレは比較的にキレイ。ただし、紙ナプキン等をくれる守衛さんが
いるのでチップが必要です。
PA・MIXあまり良くないです。目当てのステージではなるべく最前列に行きましょう。
最前列と後方では同じバンドも別物に聞えます。特にブラスバンド、ザディコ系などは生音が聞こえる場所に。
そうは言ってもRayBan等の大きいステージは目当てのバンドの1つ前のバンドの時から隙間を見付けては
ズイズイと時間をかけていかないとなかなか前には行けないかもしれません。
混み具合にもよりますが、対角線上のテント間の移動には20分ぐらいかかる事もあります。
やっぱりダメでした。最前列でないとキツイです。現像してみると小さすぎて誰が写っているのか分かりません。
それにステージ上はテントが張ってあるので結構暗いです。
殆どのステージはpm7:00頃に終了。しかし皆ダラダラとしていて終了直後にバス停が
混む事は無いですが、30分〜1時間と経つとやはり行列が出来てくるので夜のライブハウスに
向けてなるべく早目に帰りましょう。
刺すような虫は皆無でした。小さいハエ等も2日目には気にならなくなります。
まず、「旨い物ありき」でしょう。いくら音楽が良くても食い物がマズい所には行きたくないです。 (だからイギリスには興味無しなんだな)
ニューオリンズはアメリカ中でも比較的、旨い物がある所です。フェアグラウンドでは「これぞニューオリンズ」 という食べ物が色々あります。しかし、マズイ物(日本人の舌には無理がある?)も中にはあります。 標準的日本人好き嫌い無しの僕の舌で旨かった物をあげてみます。
結構、フェアグラウンド内では食費が高くつくので失敗しない事を祈ります。
(写真が少なくて申し訳ないっす)
会場で売られている缶ビールです。どれも$2.00。
すぐにヌルくなってしまうのですが、言えば氷もくれるのでビニール袋を持っていくと良い。
ここでも、童顔だとパスポード提示を求められちゃいます。で、買ってくると高校生らしき
白人の子に「2本$5.00でいいから譲ってくれませんか?」とせがまれました。
この時期は街のレストラン等でも出しているけど、フェス会場のザリガニが
一番旨いです。レストランではそんなに皆が注文するわけでもないので、
あらかじめボイルしたモノを小出しにしているらしい。しかし、フェス会場では
名物として次から次へと出るので、いつもボイルしたてのモノが食べれます。
(ヒロナリ氏(ニューオリンズ在住)談)
程よく甘く、冷たくて旨かったです。桃缶をシャーベットにした感じ。
握り拳ぐらいの1カップで $3.00
日中の暑い時は長蛇の列。
クリームソースで和えた、3cmぐらいで、らせん状にねじってあるフィスリという形の
パスタ。ちょっと味は濃い目。大-$6.00、小-$4.00
結構、大人気!
ザリガニの尻尾のから揚げ。タルタルソースを付けて、サクサクっとつまみ。$4.00
ナマズの照焼き? 味はブリでなくタラの照焼きという感じです。ご飯欲しくなる旨さ。$4.00
パイ生地の中にザリガニ入りグラタンが入っている。プリンの様な形、大きさ。
ちょっと味は濃い目。$3.00
20cmぐらいのデカイ焼き鳥+干しマンゴ+ほうれん草のソテー。本当に串に刺さった焼き鳥でした。
日本の居酒屋が恋しくなります。タレは極辛なので漬け過ぎに注意。$6.50
写真は「カフェデュモンド」のベニエですが、まったく同じものが会場でも食べれます。
しかし、食べ残しが芝生の上に転がっている様はちょっと異様。
「あ、いなり寿司が落ちてる?!」。
最近、日本でも「カフェデュモンド」のチェーン店が増えてきてますね。いい事です。
でも、本場の方がヴォリュームがあります。
フェス会場のバス停近くの寿司屋、旨かったです。本物でした。
ケイジャン料理が飽きてしまった人には感動でしょう。たしか「JAPON」とか
「SUSHI」とかネオンが出ていました。
最終日にカゼひいて高熱が出たんだけど、ここの寿司食って持ちこたえました。(本当)