スーザホン

 チューバの兄弟でもあるスーザフォン。19 世紀半ばに軍隊の行進用にオーストリアで発明された楽器であり、 アメリカの行進曲の作曲家で有名な J. P. スーザ が考案したという説と、名称だけ取ったという説を 聞いた事がありますがどっちなんでしょう? まあ、どちらでもいいか。
 B♭調楽器で、音域や奏法はチューバとほぼ同様らしい。異なる点は、管が円に回っていて身体をくぐらせて持つ、 ピストンは 3 本しかない、ベルが前を向いている等でしょうか。実際に見比べるとゼンゼン違うのが判ります? だけどスーザフォンという呼び名はまだ馴染んでないので、僕は見た時に違和感なく「あ、チューバだ」と言ってしまいます、、、。
元Dirty Dozen Brass BandのKirk Joseph のスーザホン 一般的なチューバ

 なんだかスーザホンが今、一番人気のある楽器なのかもしれない。という錯覚を起こしそうだった。 Anders Osborne等はスワンプロック、All That等はファンク、ヒップホップ系のバンド形態&曲調? なのに、何故かエレキベースの代わりにスーザホンなのだ。フェアグラウンドで観たGalacticにも 元Dirty Dozen Brass BandのKirk Josephがゲスト参加してたし、、、。 この交ぜ具合はかなり気持ちいいです。このバンド形態はこれからも増えそうな感じがします。 ものすごくNew Orleansっぽいと思いませんか?

 そう言えば、Eddie Bo の1996年に発表された「Shoot from the root」というファンクアルバムも 一曲目がチューバで始まってたのがイカしてたなあ。

Anders Osborne 5/1 Howlin'Wolf



4/29 Fairground:Fox8 Stage

写真中央、セッティングの最中に黒のハンチングにリュック背負ったZigabooがふらりと現れ、 Johnny Vidacovichと抱き合っていました。ドラマー同志の友情?

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