Creole Music Day
(at Vermillion 〜 Jefferson 2004/8/6 - )


 8 月 7 日 (土)

 Sherye がトイレに行く時にベッドを蹴ったので、凄く早起き・・・ キッチンでミルク&シリアルを食べていると、Susan もやってきた。 皆、用意できてるで!って感じである。 今夜、この個室は予約が入ってるらしいので、相部屋(といっても Susan しかいないが)に移る事にして、荷物移動。

 相部屋には 2 段ベッドが 3 つ入ってて、6 人で共同できる。 しかし、2 段目にハシゴがないし、マットレスがぽんと置いてあるだけで、手すりもない。 こりゃ、2 段目は危ないぞ、ってんで、私たち 2 人も下の段にする。 飛び込みで来る人がいたら、上に行ってもらおうって事で。

 ワークショップは午前 10 時からなのだけど、9 時過ぎには出発。 会場である Acaciana Arts Council に行くと・・・誰もいてない。 おかしいなあ、と思ってると、先についていた Susan が張り紙を見て、会場が変わった事を知る。 Vermillion と Jefferson の角という。 あー、ダウンタウンの地理を覚えてて良かった。 私の同行者は、自称「ど」のつく方向音痴なので、全くあてにならない。

 会場に着くと、前で Jeffery Broussard とか Lil Pop、D'jalma Garnier、Cedric Watson、 Jim 達が話してた。 ちょっと焦ったけど、かなり早めに出て良かった。 車を停める所を捜し、会場に戻ると、じろうさんも前にいた。

 皆に挨拶してから中に入ると、とても新しいビル。 Vermillion 通りにあり、Louisiana Folk Roots のオフィスの斜め向かいなんだけど、 4 月に来た時にこんなビル見た記憶がない。 受け付けで Cheryl & Blake (Castille)に挨拶して、お金を払う。 そこで、ここが新しい Acadiana Arts Council のオフィスになると聞いたけど、今日が一般に利用する初めての日だとか。

 この Creole Music Day は、Louisiana Folkroots が開催している Fait a la Main (手作り)のワークショップ・シリーズの一環。

[ スケジュール ]
10:00am - 11:15am
 初級クレオール・アコーディオン - Jeffery Broussard
 中〜上級クレオール・アコーディオン - Corey Ledet
 初級クレオール・フィドル - Mitch Reed with Cedric Watson
 中〜上級クレオール・フィドル - D'Jalma Garnier
11:15am - 11:30am
 休憩
11:30am - 12:45pm
 初級クレオール・アコーディオン - Corey Ledet
 中〜上級クレオール・アコーディオン - Jeffery Broussard
 初級クレオール・フィドル - D'Jalma Garnier
 中〜上級クレオール・フィドル - Mitch Reed with Cedric Watson
12:45pm - 1:30pm
 昼ご飯
1:30pm - 2:45pm
 クレオール・フィドル・プレゼンテーション
2:45pm - 3:00pm
 休憩
3:00pm - 5:00pm
 ジャムセッション

 午前 10 時過ぎ、まずは皆にインストラクターを紹介して、簡単な説明。 そのあと、上のそれぞれ 4 つのクラスに別れて、2 階にある部屋でワークショップ開始。 インストラクターは 1 時間 15 分ずつに交代するので、2 人の(フィドルは 3 人の)違ったインストラクターに習える。

 アコーディオン中〜上級クラス、まずは昨夜見た Corey "Lil Pop" Ledet。 クレオールの曲を演るのかと思ったら、D.L.Menard の La Porte D’en Arriere( The Back Door )だった。 一通り演奏したあと、分解して演奏の後、練習。 そのあと、ひとりずつ弾いてみる。


 Lil Pop は、どピンクのアコが「C」だったと思うので、それを持って来るのかと思ったら、フツーの色のアコだった。 終わって休憩の時、Lil Pop と、次のインストラクター Jeffery が私のアコを見て、何か言ってる。
「これ、注文してこの色にしてもらったの」
Lil Pop も紫のアコを持っているらしい。 どんな紫か見てみたい。


 Jeffery Broussard のクラスが始まる。 Zydeco Force で、とにかく早くてファンキーなアコーディオンを弾きまくる彼だけど、スタンダードもきっちり 弾けるし、ちゃんと叙情的な所が有って、とても好きなアコ弾きなのだ。 練習曲は、これまたケイジャンのスタンダード J’ai te au Bal(I Went to Dance)。 彼はいちいち解体せず、ノン・ストップで弾き続け、それで皆も参加していく。 こういうやり方する人は初めてだけど、中級以上にはかなり面白いかも? ブリッジの所だけ、ちょっと解体して見せて、皆もやってみたりしたし、頼めばゆっくり弾いてくれます。

 Jeffery は、甥っ子の使っている 9 ボタンの Bon Cajun (4 月にちょっと弾かせてもらった)を持ってきていた。 もしかしたら、自分では「C」のキーのは持ってないのかも? サム・ストラップを使わず、親指まで使って弾く Jeffery だけど、今日はちゃんとサム・ストラップを使ってフツーに弾いていた。 練習の後、リクエストの時には親指弾きも見られたけど。

 どうでも良い事なんだが、Jeffery は朝見た時から、口の端に、ずっとつまようじをくわえてる。 なんでやぁ? 実はあれが彼のアコーディオンの奥義・・・な訳ないか? けど誰か試してみる?

 その後はお昼ご飯。 サンドウィッチ、ポテトサラダ、チップス、トマト、クッキーと飲み物がロビーに並べてあって、勝手に取って食べ る。 じろうさん、Jim と座って、近況など話しながら食べる。

 昼からは Creole Fiddle Presentation。
(これは残念ながら、写真撮影禁止だったので、写真はなし) 左から James Adams(ギター)、進行役の Mitch Reed、Cedric Watson、Eddie Poullard、 Jeffery Broussard、D’Jalma Garnier、Morris Ardoin とフィドラーが並び、右端に Blake Castille(ギター) 絶滅しかけてるクレオール・フィドラーがこれほど並ぶと、なかなかのものがある。

 左から順に、生い立ちやフィドルを始めたきっかけなどを話したあと、演奏して行く。 Houston 郊外、San Felipe で産まれて育った Cedric Watson だが、家族は南西ルイジアナの出身で、幼い頃からクレオール音楽に親しんで育ったらしい。 けど、アコーディオンはサーカスの音楽みたい、と思って、フィドルの方がずっと好きだったのだそう。 去年の Festivals Acadiens で初めて彼を見て、こんな若いクレオールの子がフィドルやるのは初めて見たので、とても印象に残った。

 Ed Poullard は、私は実はあまり聴いていない人なのだけど、彼のお父さんもクレオール・アコーディオンを弾 く人だったとか。 このあと、Cedric と Ed、James で Canray's Waltz を演る。

 Jeffery は、去年からフィドルを始めたと思う(去年の 11 月の Heritage Week の時に、Sam Broussard から聞いた話)のだけど、かなり嵌まってるらしい。 Jeffery の父 Delton はアコーディオン・プレイヤーで、Lawtell Playboys の主要メンバーだったので、Broussard ファミリーについても少し言及。 Jeffery は「父のバンドでドラムを叩いていたので、クレオール音楽を演っていたけど、今になってフィドルを始 めた、親父が生きている時に、(父のアコと僕のフィドルで)一緒に共演出来たら良かったなあと思う」と。 なんだかぐっと来るコメントでした。 Jeffery と D'Jalma で Chanson a Bebe を演奏。

 D'jalma Garnier は、元 File(フィレー)のフィドラーだけど、彼の家族は New Orleans でジャズやっていて、 20 年代のジャズに貢献した家系らしい。 D'jalma も元はジャズギターを演っていたとか。 彼も演奏したが、曲名失念。

 Ardoin ファミリーからは、Morris。 Bois Sec Ardoin の息子の一人で、確か Canray Fontenot が亡くなったあと、フィドルを引き継いだ彼だが、ぼそぼそ話すので、よく聞き取れない所が多くて残念。 去年の 9 月、Morris の息子 Dexter に話を聞いた時、 「父はアルツハイマーで、調子の良い日と悪い日がある」と言ってたのでし方ないかも知れないけど、まあその割にはお元気そうで良かった。 Morris と、Blake、D’Jalma、Jeffery、Ed、Cedric で Jongle a Moi を演奏したあと、 Morris がメインで、D’jalma と Jeffery とで Eunice Two Step を演奏したのだが、何故か途中で J’ai ete au Bal になってしまって、Morris 以外の演奏者爆笑。 こっちも笑ったが、他の皆で元の Eunice Two Step に戻した。
そのあと 2 〜 3 曲、色々な組み合わせで演奏が続いた。

 この他、94 年に亡くなった John Delafose がずっとフィドルを演っていた事への言及もあり。 絶滅しかけているクレオール・フィドラーだけど、Keith Frank の叔父さん Carlton Frank と、何とか Richard の事も忘れないで、とコメントがあった。

 私も今まで、これだけクレオール・フィドラーを並べて見た事がなかったので、とても興味深かった。 Cedric のように若いフィドラーが出てきたり、ベテラン・ザディコ・アコーディオニストの Jeffery がフィドルを始めたり。 Geno Delafose が Chanson Perdue でザディコにフィドルを導入したり、Keith Frank が Creole Connection で、先述した叔父のフィドラー Carlton と共演したりというのも、これらの兆候だったのかも。


※フィドル・プレゼンテーションは撮影禁止だったけど、終わってからもなんとなくセッション になったので、一枚撮った

 フィドル・プレゼンテーションの後は、ジャムセッション。 気がつくと、Morris Ardoin がアコーディオンを弾いている。 彼はフィドルでしか見た事がなかったので、聞き入ってしまった。 Jeffery はセッション中、ずーっとフィドルを弾いていた。 またまた後ろの方で、ゆっくりついていきながら弾く。 練習している曲でも、なかなかスピードについて行くのは難しい。 練習していない曲でも、実際に見ながらついて行くと勉強になるので、 やはりセッションには参加した方が良いなあ、と思う。
アコーディオンが Cedric から James に代わり、そのあと Lil Pop が受け持った。

 午後 5 時過ぎ、会場を閉めなくてはいけないので、解散。 この時 Todd Mouton に聞いたのだけど、9 月 15 日の BeauSoleil @ Grant Street Dancehall での新譜発売記念コンサートは、多分 KRVS で放送されるであろう、との事でした。 という事は、インターネット放送ありです。

 色々な人に多分、また来月会いましょう、とお別れの挨拶をする。 Jim にはまた、その Festivals Acadiens の時にお世話になる事にした。

 春に来た時に良く行った Mello Joy Coffee に寄ってから、ひとまず宿に帰る。 Susan が、リビングに置いてあるコンピューターでメールをチェックしながら、「今からセッションがあるけど、 行く?」と。 聞いてみると、Eunice のそばの、誰かの家に皆集まって、セッションするらしい。

 今日は Lafayette の南端にある Hamilton’s に Curley Taylor を見に行くのが入ってるし、 Richard’s の Keith Frank も行くかも?という予定なので、どないしよ〜、と考える。 Curley に行かないなら、セッション会場と Richard’s は近いので問題無いが、昨日 Curley に会ってしまったし、行くと言ったしなー、と。

 私は結局セッションはパスする事にした。 Susan も、今日は朝から詰め込んで疲れてるし、わざわざ Eunice まで運転して行くのもしんどいので、辞める事になる。 今日の Bluemoon Saloon のライブはケイジャンでもザディコでもなく、フツーのロックみたいなんで、別に見なくてもいいか、って感じ。

 宿泊してるお兄さんが、「今からチキン&ソーセージ・ジャンバラヤを作るからね」といいながら、キッチンで料理 を始めた。 良い匂いがしてくる。 リビングでは、他のお客や、今日のホステルの管理をする Key などで、話が盛り上がる。 Key はフランス語が喋れるので、ケイジャン・フレンチとコンテンポラリー・フレンチの違いとかを話す。 こういう市井の人と話すのも、面白い。

 ジャンバラヤができたので、お相伴にあずかる。 トマトソースを使わない、シンプルだけど、チキンとソーセージの出汁(?)が良くきいて、ちょっと辛みのある、 美味しいジャンバラヤだった。 普段は肉は食べないんだけど、南西ルイジアナに来てごちゃごちゃ言うのも野暮である。 色々味見してみないと損。

 部屋で寝転びながら(!)アコを少し弾いておさらいして、そのあと Sherye と Susan と 3 人でケイジャンとかザディコについて、どんなプレイヤーがお気に入りか、どの CD が良いか、どんな練習をしてるか、などなど、ま た話が盛り上がってしまう。 リズムの重要性について、Susan と私の意見が一致した。 彼女はメトロノームを使っての練習もしていると言う話。

 同行の Sherye は、アコーディオン暦は私よりずっと長いんだけど、リズム感にかなり問題がある。 リズムを引きずったり、先走ったりするのだけど、そうなっているのが感覚的に解らないらしい。 以前、メトロノーム使わないとあかんで、と忠告したら、使ったけど、テンポがキープできないので、使わないと言 う。 それってつまり、テンポが狂ってるんや、と何度言っても聞かない。 ギターの人と練習すると弾けるというのだが、それはリズムが狂ってても気付かへんだけやねんけど・・・・ 人柄は好きやし、アーティストとしても良いし、色んな話をすると楽しい人なんで、アコの方も上手くなって欲しい んやけどなあ。 メトロノームに合わせられないって事は、ベースノートをどこに入れれば良いのか正確に解らない事でもある。 一日 4 時間くらい練習してるみたいなんだけど、時間の無駄遣いだと思う。(と本人にも言ってるのだが)

 ケイジャンとかザディコでは、リズムが命みたいなところがある。 音程がはずれようが、リズムさえ決めていれば何とかなる。 「リズム」の重要性を感覚的に理解しているかどうか、これがかなりのキーになる。 ダイアトニック・アコーディオンは特に、リズムが出来ないのは致命的。 家で自分の楽しみだけで演奏するだけなら何でも良いんだけど、人前で演奏したい場合、それができないなら、とっ とと諦めて、もっと他の世のためになる事をした方が喜ばれるぞぉ。

 注:初心者はメトロノーム使って、とにかくテンポをキープする練習が必要だけど、その後は、メトロノーム通りで なく、グルーヴを出すようにしないといけません。

 と、偉そうな事を書いたけど、私自身はステージに立ったりする気はない。 南西ルイジアナで、セッションに参加できれば充分である。 そこまで行くにもなかなかやけどね。 とにかく、先生につかずに自分一人で練習する場合、変な癖とかがつきやすいと思うので注意が必要、ってこれ、自 分に言い聞かせてます。

 Susan はケイジャンの CD も沢山買って、暇さえあれば聴いているという。 これも楽器を練習している人には大切な事。 一つのタイプの音楽を習得しよう、とするには、そのジャンルを聴きまくらないといけない。 聴いて聴いて聴きまくって、身につけないと、演奏の方もなかなかものにならない。

 Sherye には、これもいつも忠告してるんだけど、「そんなに CD を買うお金がない」と言って、あまり買ってない し、それなら手持ちの CD でも聴きまくれば良いのに、曲を覚えるまで聴いていない。 ライブに一緒に行っても、いつも私に「この曲、何?」と聞いて来る。 「あなたこの曲が入った CD 持ってるよ」と言っても、ピンと来ない感じ。

 私も、そんなに沢山曲を知っている訳でないし、特にケイジャンの場合、曲名が(正確に)書けない場合が多い。 また、曲名が書いてあっても、聴かないとどの曲かわからない場合もある。 Chris Ardoin などは、CD を全部持ってるから彼のオリジナルはわかるし、他の人の曲を演っても、だいたいは スタンダードなので、ライブで演る曲は殆どわかる。 BeauSoleil を見に行っても、しかり。 また、知らない曲を演って、それが気に入ったら、あとでメンバーに曲名を聞くとか、CD で誰か他の人のバージョ ンで探す、という楽しみもある。

 そうやって、色々な曲を覚えて行くのが楽しい。 そういうのが楽しくない人は、その音楽が心底好きではないんでないかなあ? 聴くのがしんどいなら、「勉強の為」にわざわざ聴かなくてもよいし、それ程好きでもないなら、 演奏しなくて良いんではないか?
↑それは違う、お前、間違ってるぞ、という人は意見下さい。

 ケイジャン(特に)、ザディコなどのローカル音楽は、スタンダードを演奏しない人は殆どいない、と言って良いく らいなので、ポピュラーな曲 100 曲、いや、せめて 50 曲覚えているだけでも、全然違うと思う。

 ザディコは特にシンプルな音楽ゆえ、シンプル=単純=誰でも簡単にできる、と思ってしまう人がたまにいるけど、 これは大きな間違い。 人の文化をそんなに甘く見てはいけません。 単純な音楽ってのは、かえって演奏するのが難しい。 ・・・話が少しそれてしまった、毎度お馴染み軌道修正。

 話が盛り上がって、出るのが午後 10 時を過ぎてしまったが、Sherye と共に Hamilton’s に出発。 Susan はもう、おやすみモードに入った。

 オーナーが良い人らしいし、Hamilton’s の雰囲気は好き。 Curley Taylor & The Zydeco Trouble は程良い客の入りだった。 常連ダンサー多し。 ステージ真横のテーブルがあいてたので、そこに座る。 ザディコのライブを真横から座って見られる、というのも考えてみれば面白いよね、ここ。 昨日、Chris Ardoin で飛び入りした Eric がドラムを叩いてる。 をを、そうだったのか、彼が Curley のドラムになったのか。

 Curley はまだ CD を一枚しか出していないので、カヴァーが多いけど、自分のオリジナルを演っても、お客は盛り 上がってるので、これは良いんではないだろうか。 ピアノ・アコで若向けの音を出す人ってのが居なかったので、これからも伸びて行ってもらいたいです。 何といってもナイス・ガイなので。 しかしあの、フルサイズのピアノ・アコーディオンって、めちゃめちゃ重そう。

 Hamilton’s を出て、Lawtell の Richard’s に行く事にする。 ここは Lafayette のずっと北なんで、町をまるまる突っ切って行く事になる。 しんどいので、Sherye に運転してもらうが、ちゃんとナビゲーターしていても、その瞬間にまた指示しないといけ ないので、ちょっと切れそうになる。

 Keith Frank の演るハコは大概混んでいるのだけど、時間が遅かったせいか、ぐつぐつではなかった。 ここで、テキサス在住の若いザディコ・アコ弾き、Cedril(シードリル)Ballou に会う。 彼は良くサン・アントニオでも演っているのだけど、Keith Frank フォロワー丸出し。 実は前にも Eunice の Keith のライブで会っている。 Cedril は、Zydeco Online のウエブサイトをやっている Housotn 在住のおじさんと一緒にやってきていた。 この人には、2 週間前に Austin の Andre Thierry で会ったばかりだったんだけど、あまり色々な人に会うもんで、誰か思い付くのに 30 秒かかってしまった。 Lil Pop も来ていたし、Zydeco Joe も来て、踊っていた。

 Keith のバンド、最近はサックスが入ってるようだ。 Kieth お馴染みのギターを弾いての大 R&B 大会になると出て来る。 なんとなく Keith に雰囲気が似ているのだけど、親戚か? この大 R&B 大会、こっちはだれるんだけど、お客はなんとなく盛り上がってるのよね。

 Richard’s は、ハコの左寄りにステージが有って、おまけにステージ左端の前には PA が置いて有るので、一番 左にいるメンバーは隠れてしまう。 Keith のバンドの場合、Jennifer が見えないので、前まで行って覗かないといけない。 せっかくカワイイ赤いチューブ・トップのドレスを着てたのに。 (Sherye によると、足元はビーチサンダルだったらしいが) Keith は最後に一曲、アコ弾いて終わり。

 ステージに、真黄緑のアコが置いてあったので、Keith にキーを聞いたら「B」。 フラットでなく、単なるBと言う事。 ビルダーは聞くの忘れた。(多分 Teche だったと思う)

 着いてからは Keith があまりアコを弾かなかったので不満な Sherye と宿に帰る。


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