Louisiana Folk Roots
Spring 2004 Dewey Balfa Cajun and Creole Heritage Weekend
(at Lake Fausse Pointe State Park 2004/4/2 - 5)


4月5日(月) ※四日目



朝、同室のKay が早く出るので彼女が起きた時に一緒に起きてしまう。またまた寝不足〜。

 しかし、朝のスワンプは美しい。 この時期、昼と夜の温度差が大きく寒いくらい。 起きて用意してると、同室の Susan がこのあと Lafayette までの足を探していると。 私はどのみち Lafayette までは行くので乗せて行く事になる。

 Conference Center に朝ご飯を食べに8時半頃行ったらあんまり人はいなかった。 Cheryl さん Jim & Christy と一緒に座って食べる。 色々世間話しながら、ああー、短かったなあと思う。

 昨日 Whiskey River で話したアップライトのベースを弾いていた禿の (失礼) おじさん、 同室の Susan とで何故か帰る前に話が盛り上がってしまった。 音楽だけでなく、教育の事とか、政治の事とか。 このキャンプに来る人は私と同じくらいからもっと年配の人が多いようだ。 皆、色々な事に興味を持っていて、自分の意見をちゃんと持っていて、話していても非常に楽しい。 というか、自分と同じタイプの人が多いという事か。 日本の中年とそれ以上で、これくらいアグレッシブに行動して新しい事を習おうとしている人たちも多いのかな?

 カズコさんも後ろの席で他の人と話している。 彼女は色んな人に積極的に話に行くし、何にでも興味を持たれてとても楽しいルームメイトだった。 実は、もう一人日本人の学生が来るとかいう話を事前に聞いていたので、若い、わけの解ってないのが来るんでない だろうか? 世話焼かないといけなかったらどうしよう? と心配していたのだ。 彼女は私のあまりリサーチしていない部分の知識があるし、私は音楽の方の知識と色々情報交換できて面白かった。

 Mitch Reed がさよなら、って言って帰っていった。 James McAdams も、今から Cedric と一緒に帰ると。 私は3週間後の Festival International に何とかして戻ってこようとしてる事を告げる。(Cedric が出演する)
名残惜しいけど他の皆さんともお別れ。 残念ながら今回の私のインストラクターである Jimmy Breaux は来なかったのでお礼を言えなかったけど、 まあまたそのうち会えるだろう。

 キャビンに戻って荷物を詰め、最後だったので事務所に鍵を返してカズコさんにお別れを言い、 Susan と一緒に Lafayette に向かう。 車の中でも色々な話に花が咲いた。 彼女は Portland ( Oregon の方) に住んでいるのだけど、あっちではケイジャンを演奏している人がいなくて、 Seattle まで延々運転してフィドルを習っているらしい。 イスラエルに住んでいた事があったり、フランスに長期滞在した事があったり、楽しい話が聞けた。 もう30歳になる息子がいるのにかなり精力的な人だ。

 Lafayette について彼女をレンタカーの事務所まで送って行く。 事務所を探す途中、T−Coon の前を通ったので Etouffee を仕入れて行った。 Susan はこの後、Bluemoon Hostel に水曜まで滞在して色々見てまわるらしい。 彼女ともそのうちまた何処かで会いそうな気がする。

 Susan と別れた後、お馴染みの Country Cuisine ( University Avenue ) で、プレート・ランチを仕入れる。 ここの Dirty Rice がうちのダンナの好みなんでいつも仕入れて帰るのだ。 車の時計を夏時間に変えていなかったので少し混乱したのだけど、早いめに Lafayette を出て、 なんとか Houston の帰宅ラッシュを免れた。混んではいたけどね。

 帰り道、身体は最高に眠かったけど、今までにこれくらい充実した南西ルイジアナはあっただろうか? と気持ちの方は高揚していた。

 今回、3泊4日で、参加費は365ドル。 食事付きだし、日本の感覚からすればそれ程高くないとは思います。 貧乏な私にはかなり高かったけど充分価値があった。 本当に参加して良かった。

 このキャンプ、日本の方もどんどん参加されると良いと思います。 簡単な日常会話の英語力は要ります。 けど、楽器を習いたいだけ、というなら、それ程英語力がなくても何とかなるとは思います。 録音が許可されているのでレクチャーなどは録音しておいて後で聞く事も出来ます。 LFRの人も、参加者も、親切な人が多いので、英語がそれ程堪能でない人は事前にその旨伝えておけば、 ある程度考慮はしてもらえると思います。

 この催し、まだ3年目か4年目で、毎回日程や期間など変わっていっています。 今年は秋はなくて、来年の春、場所は去年の秋の Chicot State Park ( 前回レポート参照) で、 一週間まるまるの日程で行われる予定です。


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