9/18 (Thu)

快晴
AM8:00起床

 ホテルのコンチネンタルブレックファースト。自分で焼くワッフルがやっぱり旨し。 前半泊っていたこのホテルLa Quinta Inn & Suitesをチェックアウト。名残惜しいなあ。キレイで設備も揃っていてフロントの おねえちゃんも感じ良かった。そうそう、思い返してみても海外で泊ったホテルの中で一番良かったな。 AM11:00頃、再度初日に訪れたNew Orleansに向けてI-10を走る。もう車の運転も慣れたもんですわ。

 PM2:00頃、New Orleans着、Rock 'N' Bowl横の古着屋センターに寄る。GAPの半袖シャツとTシャツ、$4.00ぐらい。 なんでこんなに安いかと思ったら元から安い上に本日はさらに半額セール。

 PM3:00頃、Burbon st 着。まず、生オイスターを食いまくる為に「ACUME」へ。 MSIC FACTRY、やっぱり結構あるなあ、Floyd's に置いてなかったCDも数点あった。オッチャンがバッチをタダでくれた。 JACSON BREWWELYで買い物。Lafayetteではあまり土産物が多くないのでなるべく此処で済ますようにした。

 いきなりBurbon stの店で
Dwayn Dopsie & Zydeco Hellraisersのライブに遭遇。あせって入店。 彼はRockin' Dopsie の息子、Rockin' Dopsie Jr.の弟にあたる。 なかなかカッコいいじゃない。この人のアコーディオンは3ローだけど、左手ベースボタンは押し引き同音の仕組みらしい。 それいいな。

 RUB BOARDの男の子もデカプリオ系の美少年。なんだか二人共サイバーパンクなファッションをしている。 Dwaynは白のコンタクトレンズをしていてまるでサイボーグだ。音もそれに伴い、かなり攻撃的で未来派なアレンジ。 きっと日本のアニメが好きに違いない。AKIRAなんて全巻持っているんではなかろうか?

 このバンドにヒロナリさんは入っているそうだけど、残念ながら現在スレ違いで帰国中。
そのヒロナリさん曰く「Dwaynはあの白のコンタクトレンズ外すと、めっちゃカワイイ顔になるんでー」
※Dwayn Dopsieは9/19も参照

 PM6:30 Cafe Du Mondeの前で同時期旅行中のスズキさんにお会いする。今からJoe Krownのライブを見に行くとのこと。 俺は久しぶりのベニエにありつきたかったので。今夜のRock 'N' Bowlでまた会いましょうということに。 PM7:00ぐらいにやっと空は暗くなってくる。

 PM9:00 Rock 'N' BowlにZydeco NightのGeno Delafoseを見に行く。再びスズキさんとその友人の方に会う。 続々とお客さん入ってくる。白人さん:黒人さん=2:1ぐらい。

 スゲエ。何がってリズム隊が今までのZydecoバンドのイメージとぜんぜん違う。ドラムスは目立たないけど細かいことバシバシと、 オカズの入れ方もイイ。 ベースラインもにくいことやってくれる。大抵のZydecoの曲は多くても3コード変化しか無いんだけどメロディーラインと コードが変わる時の経過音など、すごくいいセンスの人だ。 その二人がかっちり合うとこれは凄いグルーブ。素晴らしい、腰砕け。

 ドラマーのCurley Taylorがトイレで休憩。ちなみに彼はピアノアコーディオンを弾く人で最近アルバムを一枚出してる。現地で入手してきたけど、 これがなかなか良かった。で、ライブは延々と続き、終了したのはAM1:30頃。

 面白かったのは結構、最近の曲のカヴァーをやってくれることだ。Chris Ardoinの新譜一曲目「All I See Is Pain」なんかもやっていた。 ライバルかとも思えるそんな身近な人の曲を、、、。これは他の音楽業界ではあまり考えられないことかもしれないが、こういう事が なんの気兼ねも無く行われるので曲自体は磨かれていくのだろう。この日は俺の好きなBeau jocqueの「Give him cornbread」もかなり 進化したアレンジで演奏されていた。感動。

 Geno、近くに寄るとCDジャケットなどで見る写真の印象よりかなりデカくてがっちりした体格。多分、胸囲は俺の四倍ぐらい。 インテリな人かと思ってたけど、すんごい気さくな人で「明日からラファイエットに行く」と言ったら「そりゃあいい、フェスティバル・アケイディアでは 僕等のステージは土曜だよ!」との事。しかし、土曜だけじゃなく、俺は後日この旅行中に計三回Genoのステージを楽しませてもらうことに。

※Geno Delafoseは9/209/21も参照


9/18 谷口敦子 クロスレビューあります